まっきんのブログ

衝動高めの学生の【神戸街ブラ】【日常】【珍スポ巡り】

うちの9歳下の弟がぶっとんでる話

 

こんにちは。

最近実家に帰って中1の弟に会いました。

 

うちの弟、お父さんに「お前、変なやつやな。」と言い放たれるぐらい、ちょっと変です。

 

1、電車で寝過ごしたのに気づいても二度寝する

 

弟「俺な、いつも睡眠不足で今日も5駅ぐらい寝過ごした。」

私「そうなん。」

弟「でも、起きた時に降りるのめんどかったから、そのまま2度寝した。」

私「えっ.....?」

 

流石にこれは困惑しました。

普通、電車で寝過ごしたら慌てて飛び起きてそのまま降りると思っていましたが、弟は少し違います。

そこで、もう一度寝るのです。

そして再び起きた時には最寄駅から10駅ぐらいのところにいたそうです。

そして、寝ぼけすぎてここがどこかもわからぬまま、とりあえずファミリーマートにいってお菓子を買って、そのあと普通に戻ってきたそうです。

 

こんなにマイペースな人っているのかと逆に感動しました。

 

 

2、自転車を担いで帰ってくる弟

 

弟はファミマの常連客です。今日もファミマに自転車で行ったそうです。

しかし、店内でファミチキを買って戻ってきた頃には、自転車の暗証番号が思い出せなくなっていました。

どうして、我が弟よ、、君はまだ若いっていうのに。。

そして何度やっても鍵が開かなかったので、結局家まで自転車を担いで帰ってきたそうです。

 

そんな弟は帰宅するなり母に「いろんな人に注目された〜」と言っていたそうです。

そらそうだ。なんで街中で自転車を担いで運ぶ中学生がいるんだ。

自転車を盗んでいる最中の人か、変わったトレーニング法で筋トレしている中学生と思われるでしょう。

たぶん弟はこういう経験をしても「俺はバカだ...」とか思わずに、家に帰ってきたら、のほほんとゲームをやって、5分前に何があったかも覚えてないのでしょう。

すごいお気楽者の弟。

しかも通常運転ですからね、これが。

 

 

3、三者面談に行かない弟

 

 

最近弟の学校では三者面談があったそうで、部活が終わった4時間後に母、先生、弟の3人で成績についての面談があったそうです。

 

まあ普通の人なら、三者面談と書いてあるぐらいなので自分も出席しますよね。

でもうちの弟はふっつーーに家に帰ってきました。

「おっす、ただいま!」みたいなノリで。

 

それにびっくりした私は弟になぜ帰宅してきたのか尋ねました。

 

私「え、三者面談あるのに帰ってきたん?」

弟「4時間も待てるか。宿題も何も持ってきてないのに。やることないし。」

私「まあ、そうやな。4時間は長すぎるわ」

(ここで納得するな、私よ....)

 

まあ、4時間は長いけど、普通三者面談は出るよね.....

 

結局母親が1人で行って、先生とおしゃべりして帰ってきたそうです。

 

母「みんな親子で帰ってるのに、私だけ1人で帰ってきたよ。というか私、三者面談の手紙すらもらっていないし、学校に振り込むお金のことも何も知らないけど、先生から『振込まだですか』って催促されたんだけど。」

 

これは弟が手紙類を全く母親に渡さないことから起きたことです。

弟は全部がテキトーすぎるのです。三者面談の手紙も親が時間を決めるはずなのに弟が適当に書いたのでしょうか。なんにせよこのままだと、弟は社会不適合者になってしまう....

自由すぎて社会で生きていくことができないのではないでしょうか。大丈夫かなあ....

多分先生も、「やばい親」と「やばい生徒」と思っているでしょう....

 

 

4、習い事に行くのを忘れる弟

 

これも全部同じ日に起きたことなんですけど、三者面談をさぼった弟は、バイオリンの習い事もサボりました。

厳密にいうと、弟は「行くのを忘れていた」のです。

習い事って忘れるものなの.....!?

うそでしょ、って感じなんですけど実際弟はバイオリンの「バ」の字も頭をかすめないまま、お気楽に「おっすパパ!おかえり!」と言って、バイオリンが始まる時間に帰宅した父親に元気に挨拶していました。

 

そして父親が「おまえ、バイオリンいかんのか.....?」ときくと、弟は初めてそこで気づいたようで、「あ、忘れてた。」と言っていました。しかし特にびっくりしている様子でもなく、「まあいっか」ぐらいにしか思っていないようでした。

 

そしてほどなくしてバイオリンの先生から電話がかかってきて、父親が電話越しに頭を下げている様子を目にしました。私は料理中だったので音は聞こえませんでしたが、小声ですごい謝っている様子が伝わってきました。

 

父親は仕事からヘトヘトになって帰ってきて、そのあとさらに息子の習い事先から叱られるという、最悪の仕打ちを受けていました。謝るのは弟であるべきなのに....

 

そして晩御飯の前に向き合う弟と父。

父は「お前は、人をなめてるとしか思えない。変な奴だな、おまえ。

と自分の息子に言い放っていました。

 

それをきいた母は「自分の息子に『変な奴って...』」と言って私の方を向いてこっそり笑っていました。

たしかに自分の血の繋がった子どもに「変な奴」って言う父親のシーンはなかなかないでしょう。

これにはわたしも笑ってしまいました。

 

そんな感じで、父親以外誰も真剣に弟に怒らないので、こんなテキトー人間に育ってしまいました。果たしてどんな大人になるのでしょう。