わたしは障がいのある子どもたちに勉強を教えたりするバイトをしている。
いろんな子どもたちがいて、その特性は十人十色。
その中の女の子が、おっとりしている性格なのだが発言などが面白くて、この子といると楽しいなーと思わせてくれる子なのだ。
面白いっていうのは語弊があるかもしれないけれど、わたしの中の言葉で表現すると、やっぱり「面白い」という言葉がしっくりくる。
私が障害のある子どもたちのことも好きな理由としてはやっぱり、予想もしない答えや行動を見せてくれるからというのがあると思う。
普通、こうだよね。って思うことも、「おお、そうきたか。」となることがよくあり、それが新鮮で面白いのだ。
なんというか、普通の発想じゃつまらないと考える節がわたしにはあって、その子どもたちは、わたしが普通に過ごしていたらまず見られないだろう世界を見せてくれる。
そういうわけで私はそういうバイト結構楽しんでやっている。
そして話を戻すと、今回はその女の子についてのある出来事を紹介する。
その子は普通に会話のやりとりができる子で、どんな障害をもっていたかは忘れてしまったが、まぁ本当に私の中ではマイペースでおもろい子といった印象である。
そしてその子はよく1人で手を動かしながら「ぱやぱやぱや...」と言っていることがある。
何してるんだろう?と思って聞いてみた。
すると、その子が言った言葉は....
「嬉しいからしてるの」
みたいなことを言っていたと思う。
おお、そうか。
嬉しいことを表現していたのか!
何が嬉しいのかは聞いていないけれど、この時私は「おお、ずっと気になっていたその言動は喜びの表現だったのか!」とちょっと感動した。
はたからみたら「何してるんだろ?」と思う言動にも、その子たちにとっては意味があってやってることで、なにかを表現してるんだなぁと思った。
色々発見が多いこのバイトは飽きないし楽しい。
このバイトのことは色々書きたいことが多いけど、コンプライアンス的にいいのかよくわからないので今回はこの辺でやめておこう。
では。