暇だ。
Googleマップで拡大したり縮小したりしながら、なんか面白そうな場所ないかな〜と探していたそのとき。
「竹取翁博物館」
これはおもしろそう。すかさずレビューを見てみると...
「本を買わないと入館できない」
「完全予約制」
などのクチコミが並んでいた。
ちなみに評価は1.8。
低すぎるだろ...
コメントの様子からして誰でもウェルカムな博物館ではないことは明らかだった。
しかしまぁ近くにあるのに行かないのはもったいないので、ひとまず電話してみることに。
しばらくするとおじさんが電話に出てこう言った。
「コロナの関係で今は開館してないんです。本を購入された方のみ見せています。YouTubeに動画をあげてるんでそれで分かると思います」
なるほど。一般の方には見せていないが、ガチで興味がある人にだけ見せているんだな。
うーん、私は本を買う気はないし...
とりあえず中は見れないけど行ってみることに。
正直にいうと、道に迷ったのでもっとかかったが。
(住宅街の中にポンとある)
かぐや姫博物館とかじゃなくて「竹取の翁博物館」ってしてることから、
かぐや姫というより「翁」が中心の博物館なのかな?
本当ならそれもそれでおもしろいが。
本当に研究者しか受け入れてないんだな。
ニッチな博物館だけどその中でも入れる人わずかか。なかなか強気な館長だ。
あと、ようこそ!って書いている割に全然ウェルカムじゃないのがウケる。
この博物館の前にはとにかくたくさんの「防犯カメラ設置」の札がベタベタに貼られていた。
正直めちゃくちゃ怖かった。
別に変なことしてないけど、館長がリアルタイムで監視しているような気がして落ち着かなかった。
そしてもうこれ以上ここにいたらダメな気がして、すぐに退散した。
というか退散したくなる博物館っていったい...
帰り際、別館も見つけてしまった。
可愛い看板とは裏腹にめちゃくちゃ警戒心強いし、研究者しか入れない謎の博物館。
ここにどうしても入りたい人は
・博物館が出している本を購入
・事前予約
・かぐや姫の研究をしているアピール
この3つをすると多分中に入らせてもらえるはず。
コロナの関係でいつもより中に入るハードルは高いとは思うが、館長も興味ある人には自分の宝を見せてくれるのでは?
ちなみにこの小泉芳孝さんという館長はカメラマンやディレクターをしていた人だそう。
そこから博物館の館長になったのだから意外や
意外。
メディアの方ということで、館長と話してみると絶対面白いんだろうなぁ。
でも私はかぐや姫のことなんて絵本レベルの知識しかないので一生入館できる気がしない。
ちょっと癖強めの京田辺スポットでした!