飛鳥にはマラ石という男性器の形をした謎の石がある。
前々からその存在は知っており、去年も一度訪れていた。
その時にふと思った。
「マラ石は一般男性の陰茎の大きさの何倍あるのだろう?」
そんな疑問を晴らすために私は友人のAちゃんを連れて、奈良県の飛鳥村にくりだした。
マラ石とのご対面
飛鳥駅から歩くこと約1時間。途中完全に車道を歩いていたため危険を感じたが、なんとか無事マラ石にたどり着いた。
お久しぶり、マラちゃん。
元々まっすぐに立っていた...!?
マラ石も歳をとるごとにだんだん角度が下がってきたのかな。
ちなみにフグリ山はこれだと考えられる。
この山とマラ石がセットになってるらしい。
まあようするに玉と棒。
棒に対して玉デカすぎるだろ...
マラ石の測定
マラ石は意外と人気で、若いカップルや50代ぐらいの夫婦などが次々と来ては写真を撮ってその場をそそくさと後にしていた。
その間わたしたちは近くの石の上に座っていたのだが、なんとまあ気まずいこと。
人の目を気にしてなかなか測定できない私に、Aちゃんはこう言った。
「恥ずかしがることなんかないよ。だってこの石は子孫繁栄のための神聖な石なのだから。」
「...たしかに。じゃあやってみる。」
メジャーを持って私はマラ石に近づいた。
「全長140センチ」
「周囲155センチ」
この間お地蔵さんを撮影しているおじさんがずっと近くにいたので、すごく恥ずかしかった。
ずっと私たちがパシャパシャ撮影していたので
「わたしここにいて邪魔じゃないですか?」
とおじさんに聞かれた。
もうこんなことやっている間に他人に喋りかけられるのが気まずすぎて
「全然大丈夫です〜!」
と逆に元気な返事をしてしまった。
「これは大学の研究の一環だから。そういう設定でいこう」
と自らに言い聞かせ、時々大きめの声で
「教授が...」
「大学にデータ提出しないと...」
と言っておじさんに「変なやつじゃないですよ」アピールを必死にしていた。
多分おじさんはそんなこと聞いていなくて、一生懸命一眼レフでお地蔵さまを撮っていた。
というかマラ石の測定を大学で研究している大学生もそれはそれで軽く変人だろうが。
お待ちかねのマラ石のサイズ発表をはじめよう。
マラ石のサイズ
左:斜めから見た図 右:前から見た図
マラ石の全長と周囲の長さなど。
↑
亀頭①は小さいほう
亀頭②は大きいほうということにしている。
亀頭②と書いたが、これは皮かもしれない。ちょっと詳しい人がいたらコメントください。
マラ石VS男性の平均サイズとの比較
マラ石、でか〜!!
一般男性の平均の11倍の長さもあるのか。
そりゃ、拝まないと損ってもんだね。
ということで最後は2人でマラ石に拝んで帰ったとさ。
【結果】
・マラ石は一般男性の平均陰茎サイズの約11倍もの大きさ。
子孫繁栄って書いてあるけど、ムスコを大きくしたい男性はマラ石に拝めばいいんじゃないかな。