まっきんのブログ

衝動高めの学生の【神戸街ブラ】【日常】【珍スポ巡り】

日曜日に無人島に行ってきた

和歌山には無人島がある。

といっても、観光地の無人島なので人はまあまあいる。

島には飲食店がほとんどないが唯一かき氷やジュースなどを売っている?ラピュカフェというものがあった。

その島の名は、、

友ヶ島

 

小さい頃に1度行ったことがあるが、彼氏とは行ったことがないため行ってみた。

 

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コケが生えているレンガの建物。

とーにかくハエが多い。ハエだらけだ。

ブンブンブンブン耳元でハエがたかってくる。

ちなみに私の家でも今コバエがわいており、家でも旅先でもハエがまとわりついてくるというこの状況。

もしかして自分ちょっと腐ってる?ってぐらい虫が寄ってくる。

 

そう、家でもコバエがわいていると言ったが、それがなかなか悲しい状況である。

どれぐらい悲しいかというと、ごはんをラップをかけながらでないと食べれないぐらい。

つまり、普通に皿に料理を盛って「いただきまーす」ってした時点でもうコバエが食べ物の上を歩いているぐらいのひどさ。

だからごはんを作ったらまず全部にラップをかけて、1つのおかずのラップを外したらもう一気にかきこむ!!

ガーっと食べちゃう。

でないと、ヤツが近寄ってくるから。

 

もうこんな状況なのが情けなくて仕方なかった(笑)

ぎゃーとかわーーとか言いながら手で払おうとしても、おかずだから手で触ったら汚れるし、ぜんぜんどいてくれない。「自分の陣地ですよ」とでも言いたげに、ヤツはてくてく玉ねぎの上を歩いている。悔しい!!

 

悔しすぎるのでコバエホイホイを買った。これがまた酢豚の匂いがするくせの強いもので...f:id:mckinle:20230801205939j:image

家中自分のおかずの匂いとコバエホイホイの匂いでもう「酸」の匂いで溢れてるわけです。

嗚呼、早く夏よ過ぎてくれ...
1階の湿気だらけのこの部屋では、尋常じゃないスピードで食べ物が腐敗してゆくのだ。ちょっと小旅行へ1泊2日...なんてしてたら帰ったらコバエの家になってたからね。

もう早く引っ越さなきゃいけない。来年の4月にはさようなら....

話が逸れてしまったが、友ヶ島の報告に戻そう。

 

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彼氏ってば、写真がお上手♡
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こわすぎ階段。

ちなみにスマホのライトで照らしながら歩かないと段差にけっつまずくのでご注意。


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まるで舞台のよう!

バレリーナを連れてきてここで舞ってほしい。

晴れ続きだったにもかかわらず、真ん中の丸い部分は泥でぐちゃぐちゃしていた。

そうそう、島にはサンダルじゃなくて靴で行くべき!

メインの砲台跡に行くには山道を1時間半〜2時間ほど歩く必要があるので...
私は12:30の加太発の臨時の船に乗って、13:00頃到着、そして14:30発の船で帰った。

往復2200円なり。高いなり。そんなもんか。

 

約1時間半で砲台を見てぐるっと帰ってきたが、なかなか速いペースで行ってその時間である。2人とも大学では山登りをしていたのでガツガツ登ったが、今のこのクソ暑い時期に普段坂とか登らない人が行ったら普通にしんどいと思う。その時の写真を見返したのだが、我々は茹で上がったタコのような真っ赤な顔をしている。心なしか私は鼻の穴が膨らんでおり、いつもより25%増しでがめつい感じになっている。肉食系女子みたいな。

鼻腔も膨らまざるを得ないぐらい暑い、ハイキングを想定して行った方が良い。

それと大事なこと!

島からの帰りの最終便が16:30なのだが、

「3時以降は混むので、追加の便で帰らないといけない可能性が高いです」みたいなことが看板に書いてあった。

追加の便というのは、最終便で帰れなかった人のための便である。そう、最終便といいつつもそれにあぶれてしまった人のために船は出してくれるのだ。だから帰れないなんてことはない。おじさんが船の受付の人に「もし最終便に乗れなかった場合帰れないんですか?」と良い質問をしていたが、お姉さんは「いえ、追加便を出すので大丈夫ですよ」と答えていた。

 

なのでよっぽどのことがない限り帰れると思う。

でも早めに行って早めに帰ってくるのが良いと思う。舟に乗るのに結構並ぶので来ても乗れない人がたくさんいたので。

 

 

 

翌日、加太駅で帰りの電車を待っていると、ラッキーなことに魚の電車が来た。

 

ご当地電車である、南海「めでたいでんしゃ」である。

スマホを片手に、嬉々として乗り込む。

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手すりが木でできており、お菓子の「おっとっと」みたいにカニや魚の形になっている。

 

しばらく貸切状態で海のような車内を楽しんだ。

ガチャガチャまでした。2人で3回も回してしまった。900円の支出。

ちなみに1発目、彼氏が回したときはこんなのが出た。マグネットである。

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「さち」

 

電車に一応名前がつけてあるのね...
キーホルダーが欲しかった彼氏は悔しそう。

「...よし、私がやってやんよ!!」彼氏を養うために公務員試験も突破した私。やるしかない。いや、やるんだ。彼氏のために絶対にキーホルダーを出してやる。

 

よっしゃこいやあああああ!

とでも言いたいところだが、「100円玉足りへんわぁ」。

急いで目の前のセブンに駆け込む。20円のチロルチョコを1つだけ買う。店員さんもさぞかしやりがいのないレジ打ちだったろうw

 

よし、気を取り直して。

 

いっっけえええええええええ!!

ごりんごりんごりん。。ゴリッ!

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ポン!

はい、出ました〜!当たり〜!

彼氏の欲しかった鯛のキーホルダー。

 

さすが私。

ありがとう神。

 

馬鹿力で回したせいで最後に変な音がしていたが...

「はい、あげるわ。もう一回やるわ」

私もキーホルダーが欲しかったので再度挑戦することに。しかし小銭がない。

彼氏が200円、私が100円出し、マグネットを出した彼が回す。

ポン!

はい、ほとんど同じピンク色の鯛!

 

でもこちらは白とピンクが反転したバージョンである。

「真似せんといてや!」と回した彼が冗談っぽい口調で怒ったマネをする。

 

ヘラヘラ笑いながら私がそれを受け取る私。

 

おみやげを買いに和歌山市駅で降り、和歌山城へ向かう道のり。

彼のリュックを見るとピンクの鯛が揺れていた。