今日弟が帰りの電車でずっとスタバのフラペチーノをリュックの上に置いてて、いつ落とすか、いつ落とすかと気が気でなかった...
リュックみたいなふわふわの物体の上に飲み物置くなんて正気の沙汰じゃないよ...やめてよ...
その時わたしは横で「凪のお暇」9巻を読んでいたのだけれど、漫画よりも小刻みに揺れるフラペチーノの方にずっと目がいっちゃってた。
弟に「ちょ、お願いだから手で持って!」っていっても
「俺はこいつを信じてるから」とフラペチーノを指さして、全く聞く耳持たず。
たしかにスタバの企業努力の結晶というべき頑丈そうなカップ立てが付いているとはいっても、ここは電車だぞ。ガタンゴトンと揺れるたび心臓ヒヤヒヤだわ。もしフラペチーノをこぼして隣のおじさんのリュックにでもかけたら土下座ものだよ。
しばらく「手で持って!」「いや大丈夫やから」という押し問答が続いたあと、ついに私が折れた。
「もう私が持つわぁ...」と言ってフラペチーノ片手に漫画を読もうとするも、今度はページがめくれない。
んんんんん!
仕方なくフラペチーノをリュックの上に戻すと、「あぁ、ズレた。俺は絶対に落とさない位置に置いてたのに」
と文句を言ってくる。
なんだよ絶対に落とさない位置って!リュックの上に飲み物を置いている時点でもう落とすかもしれないんだよ!
と思い、もう笑うしかなかった。
しかもその間、弟は平然とした顔でずーっとツムツムしていた。私ばかりがフラペチーノの心配していて、バカみたいだ。もうやめやめ。フラペチーノがこぼれようがおじさんにかかろうが、知ったこっちゃない。もう私は「凪のお暇」の世界に入ります。さようなら。
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結局弟は家までこぼさずにフラペチーノを運んだ模様。器用だなぁ。それともスタバのカップ置きが最強すぎるだけか?
〜おまけ〜
わたしはフラペチーノをチラ見しながらビクビクしてたけど、やっぱりリュックの上で小刻みに震えていたスタバの女神様が1番不安だったことだろう。
え、わたしこんな不安定な場所で30分耐久レース?いや手で持ってくれよ!てか飲めよ!って。