今日は正月だから、弟と2人でばあちゃんちに行った。
ばあちゃんちでは、おせちを食べたりいとことトランプしたり、お絵描きしたり...
平和だった...
のだが
私が新聞を読んでいるときも
スマホをいじっている時も
ごはんを食べている時も
ばあちゃん、ず〜〜〜っとビール片手に私にしゃべりかけてた。
内容は全然覚えていないけど、ほぼノンストップでしゃべってた。
最初はわたしも
「うんうん、ああたしかに」
っていう相槌をいちいち打ってたけど
ばあちゃんのしゃべりが止まらないから最後の方は
「....ぁぁ」
みたいな、適当返事になっちゃってた。
そんで私が「...ぁぁ」「...うん」ばっか言ってたら、おばあちゃんと2人きりで住んでいる従兄弟がやってきて
「ねぇ、俺こんな地獄を毎日味わってるんだよ」
って言ったから私は
思わず笑っちゃって、
「本人おる前でそんなw」
っていうことしかできんかった。
地獄っていうのは、つまり、毎日毎日お酒を飲んで饒舌になったばあちゃんにめちゃくちゃにしゃべりかけられていることを指しているんだと思う。
彼のいう「地獄」とまではいかないけど、毎日こんな調子で一方通行に喋りかけられたら私もノイローゼになるか、「うるさい!」って怒鳴ってしまうかもしれないと思った。
そして弟とホテルに戻ってきてちょっとのんびりしたあとで、ふとさっきのことを思い出して弟にこう聞いた。
「私さ、てっちんがゲームしてるときにもめっちゃしゃべりかけてたやん。うちさ、今日ずっとばあちゃんにしゃべりかけられてて思ったんやけど、ゲームしてるときにしゃべりかけられてたのほんまはイヤやったんじゃない?」
自分が何かに集中したい時に、近くにいる人にめちゃめちゃしゃべりかけられたら、うっとうしくなるに違いないと思ったのだ。
すると弟は私の質問に答えるのではなく、さらりとこう言った。
「ばあちゃんも誰かにしゃべりたいんやろ」
それを聞いた時、私はハッとした。
そうか...ばあちゃんもだれかにしゃべりかけたいんだよな...
だって、いとこと同じ家に住んでても1回ぐらいしか顔を合わせないって言ってたもんな。
喋り相手がいないから久々にきた孫に喋りまくってたんかなあ。じゃあ1日ぐらい聞き役になってもよかったかもな。
と、ばあちゃんの気持ちを想像することができた。
弟がそのきっかけを与えてくれたのだ。
まじやさ男だわ〜。まだ中学生だけど誰を責めるでもなく相手の気持ちを想像してさっとそういうことを言える弟まじいいやつ。
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集中力が切れたのか最後ギャルが喋ってるみたいになったけど、とにかく弟の一言で私はふっとばあちゃんの気持ちを想像することができたのだ。
ほな弟とおやすみモード入るとするか〜
おやすみなさいませ。