昨日からクリーニング工場でアルバイトを始めた。派遣スタッフなので毎日ではなく週2回の勤務である。
最初は「どんなことするんだろ...?」と、仕事内容が見当もつかなかったので、必死に「クリーニング 工場 仕事内容」で検索していた。
そして検索の結果大体わかったこととして
・汚い洗濯物を綺麗にする
・暑い、夏は地獄
・ポケットに何もないか確認する作業をする
ということだった。
わかったことが少なすぎたが、まあ百聞は一見にしかずってことでいざアルバイト開始。
実際私がやったこと(派遣初日)
・ポケットに何も入ってないか確認
・綺麗になった服をハンガーにかける
・綺麗になった洗濯物を袋詰め
とまあこんなところだろうか。
これを7時間していた。かなーり疲れたが、疲れない工場バイトなんてない。今までやった工場バイトの中では1番マシな方だ。
なぜなら食品工場などと違って、1人で行う作業も多いので、急かす人がいないから。食品工場で昔やらかしたように、私がラインをストップさせてみんなに迷惑をかけることなどない分、気楽だった。
このように心への負担は0に近い!しかし立ち仕事なので肉体の疲労度は半端なかった。。
肩こり、首こり、全身疲労。とにかく自分を癒すべく帰宅後はお風呂に浸かりまくらねばならなかった。
とまあ疲れるのは疲れるこの仕事。これからどんなことをして、こんなに身体が疲れたのかみていこう。
・ポケットに何も入っていないかチェック
ズボン、上着、ありとあらゆる衣服のポケットに手をつっこんで、何か入ってないか必死に確認。
このときズボンのチャックを全部閉めていくのだが、正直、こんなにたくさんのズボンのファスナーを閉めたのは初めてだった。
ファスナーを閉めたら全部のポケットの中をチェック。
ほとんどの場合何も入っていないのだが、昨日と今日で出てきたものとしては
紙くず、ティッシュのゴミ、シャーペンなどなど。
汚くて触りたくないから、みんなポケットのゴミは捨ててからクリーニングに出してくれ、頼むぜ。。
この作業を大体2時間弱ぐらいしたのかな?精神と時の部屋みたいに、時間が全然わからない。一応時計はあるけれど、それを見たら「まだこんな時間なの?うそやん」って萎えるのであまり時計は見ないようにしている。
○おもしろポイント
宝探しだと思えば楽しいかも。そこまで変なものは出てこないけど、私はいつも「結婚指輪とか出てこないかな」と思いながら作業している。いや絶対出てこないけどね。
・衣服をハンガーにひたすらかける
ポケットの中を確認したあとは、綺麗になった服をひたすらズボンにかけまくる作業をする。ちゃんとかけ方の手順もあって、先輩が畳んだ見本通りのものをサイズ順に並べていかないといけない。私はこの作業はすごく苦手で、何度も見本を見ながら同じ畳み方ができるように何度も先輩の隣に行っては真似をした。単純っちゃ単純な畳み方なんだけれども、覚えるまでに時間がかかった。
あとやっかいだったのが静電気。金属製のハンガーだったので、ハンガーに触れるたびバチッという音とともに電気ショックが体に走った。
ドMな私だけどこんな電気ショックは望んでいない。もっと場所考えて電気ショックしてくれよ。こんな無機質なところで仕事中に電気ショックされても何も感じない。いやむしろ不快。
あと、あまりにも静電気が大きいので、「静電気 死亡事故」というワードがずっと頭の中をぐるぐるしていた。
つまり静電気で死ぬんじゃないかと内心ヒヤヒヤしていたのである。結果大丈夫だったけど、周りを見るとみんな手袋をしていた。やっぱりみんなも静電気で痛い思いをしてたんだろうな。
ちなみに、これは1時間半ぐらいやったかな?
○おもしろポイント
めちゃくちゃ大きいサイズから、めちゃくちゃ小さいサイズまでいろんな大きさの服が見れる。身体の大きさって結構みんな違うんだなって改めて思った。
・洗濯物の袋詰め
袋詰めと言っても、うちの工場では2種類あった。
まずは、乾燥が終わった洗濯物の個数を数えてから袋に入れていく作業。
ある企業のユニフォームだったので、同じようなものがたくさんあり、それを全部重ねて置いて数を数える。そして数があっていたら順に袋詰めしていく。
これまでは企業が出した洗濯物を綺麗にして渡すための作業だったが、個人のお客さんが普通にクリーニングに出したものに関する作業もある。これは綺麗になった衣服を畳んで袋詰めしていく作業である。
このとき、糸くずなども綺麗にとって袋に入れていく。
見栄えはよくしないといけないから、私もこの作業のときは神経質な女になっている。
あと、ルイ・ヴィトンなどの高級服もあるので誤ってボタンを取らないように気をつけてやっていた。
これは3時間弱やったかな?
○おもしろポイント
この作業ではみんなの服が見られるので結構楽しい。やっぱり高いセーターは肌触りが違うね。触っててすごく気持ちよかった。
こんな感じのことを合計7時間やっていた。
まあコツコツ丁寧に真面目に仕事ができる人は大丈夫だと思う。
私は初日から遅刻し、休憩室で思いっきり椅子をひっくり返し、今日は頭上にあった金属製の棒に頭をぶつけるなど散々だったが、必死に作業していれば時間はすぎる。
なんとかなる。(頭は流石に痛かったけど)
あ、あと身体が疲れたのはやっぱり下を向いて作業する時間が長いのと、基本同じ姿勢のまま作業しているので身体が凝ってしまったからだろう。
今日は試しに恥を忍んで、休憩時間にストレッチして腕と肩を伸ばすとかなり効果ありだった。昨日ほど身体が痛くない。ストレッチおすすめ!恥ずかしがらずにみんなの前で思いっきり腕を伸ばそう。意外と誰も見てないから。多分。
とまあこんなところかな。
今からクリーニング工場でバイトする人の参考になれば嬉しいデス。