まっきんのブログ

衝動高めの学生の【神戸街ブラ】【日常】【珍スポ巡り】

焼肉バイト、ブラックすぎて笑えない

 

 

 

こんにちは。まだまだ暑い日が続きますね。

この前バイトで注文を受けるときに「代行で。」と言われたのに間違えて「大根!?あ、大根キムチですね!」と快活に答えてしまいお客さんを苦笑させてしまった私です。

 

私は、皆さんが知っているようなチェーン店でも個人経営でもなく、どちらかというとチェーンになりつつあるような小さい焼肉屋で半年ぐらい働いています。

 

そこで今日は、私がいまバイトしている焼肉屋さんの良いところと悪いところを挙げていきます。

 

 

 

焼肉バイトの良いところ

 

1、まかないがタダ

 

私の働いている店はほぼ個人経営に近いので、無料で余った牛肉をたくさんもらえます。

生理が続いて貧血気味だな、鉄分取らなきゃ、と思っているときに高級な牛肉を贅沢に食べられるのはありがたいことです。

 

 

2、時給が高い

 

焼肉屋のバイトは1000円超えのところが多いです。まあこれは仕事内容がきついからだと思います。

あと、キッチンとホールではしんどさレベルがだいぶ違うと感じます。うちの店のキッチンの人はどんどこやめていきました。

一番印象的なのが私と同い年で、仕事がよくできるキッチンの社員さんがGWの最終日に突如消えたことです。つまり、連絡が取れないままいきなり仕事をやめてしまいました。

これは結構ショックな出来事でした。

すごく強面で最初は怖かったけれど、いつもみんなのまかないを作ってくれていて根は優しい人だったのに。。

 

さらにその人はみんなと仲が良かったうえ、料理長の次に大事なポジションについていた人なので、店にとっても料理長にとっても結構な痛手だったと思います。

 

その人が辞めた原因はGWの人手不足による多忙さだと思います。

あと料理長からのパワハラもあったと思いますが。

心身が持たないし割りに合わないんでしょうね。そういう風にみんながやめて行くので店長も途中から名札を作るのをやめてしまうぐらいでした。

 

焼肉バイトの悪いところ(しんどいところ)

 

1、忙しすぎる

 

金土日はみんな「なんで?」ってぐらいみんな焼肉したがりますよね。当然うちの店にもたくさんお客さんがやってきます。そうなると店はプチパニックです。お客さんを席に通したかと思えば、キッチンからは「料理お願いします!」との声が聞こえて急いでキッチンへ駆けつけ、料理を運んで一段落、というわけにもいかずお客さんの食べた後の食器を片付けて、、、とやることが多すぎていつも汗だく、交感神経も高ぶりまくり、戦闘状態なう、てな感じです。

正直私は超マイペースで、協調性もないし、他人に気を遣うのも嫌いなので、チームワークでテキパキ動いたり、お客さんだけでなく他の同僚にも気を遣ったりしなくてはならない飲食のバイトは本当に向いてないなあ、と働きながら毎回思います。

 

そんな感じなのでバイトが始まる3日前ぐらいから「もうすぐバイトやん、しんど。」ってずっと思ってます。毎回バイトに行くのが憂鬱で憂鬱で仕方がないです。

 

なんで私は協調性もないのに飲食バイトをしているのか。というと、このバイトに応募する前に、違うバイト先にも応募していたのですが、何度電話をかけても繋がらなかったので、やけくそでテキトーに応募して受かったのが今のバイト先です。

面接もテキトーで、履歴書に書いてあった私の名前を見た店長に「綺麗な名前だね。」と言われた後はほぼ何も質問されることなくそのまま働くことになりました。

私はバイトの面接を8回ぐらい受けたことがありますが、志望動機すら聞かれなかった面接はこの店ぐらいだと思います。

 

 

2、肉体労働

 

私はホールなので基本的に接客メインでやっているのですが、最近はよく網洗いやコンロ掃除をさせられます。これがめちゃくちゃ腰と指と精神にきます。

 

まず網洗いは、体重をかけて思いっきりゴシゴシ網をこすらないと焦げが落ちないので自然に腰を曲げる体勢になります。それで何枚も網を洗うので腰はバキバキになりますし、タワシを持つ握力の強さのせいか、指の皮が全部めくれて新しい皮になります。

 

またそういう風にしんどい思いをしながらやっていると「なぜ私はホールなのに自分だけ網洗いをさせられているのだろうか」「女の自分より力の強い男がやったほうが効率的なのに」「キッチンの時給をアップして構わないからこれはキッチンの人がやってほしい」「なんで誰も代わってくれないんだろう」とドロドロした黒い気持ちが胸の中をぐるぐると渦巻いています。

 

コンロ掃除も、腰にきます。コンロは重いのに、それをテーブルから取り外したり設置したり、洗うときに持ち上げたりしなければいけないからです。

コンロの中には熱々のものもあるので、まだ熱を持った鉄板に触れてしまってはしょっちゅう「あつっ!」となります。これも「なんで一人で全部のコンロを洗わないといけないんだろう。誰か半分やってくれないかな。」と思いながら無言で洗ってます。

誰もやりたくない仕事なので誰もやりません。

優しい、というか断るのが苦手な人がそういう嫌な仕事をやってくれると他の人は助かりますが、その人はしばらくすると辛くてやめます。

このバイトを始めて半年経ちますが、やめていった人は10人以上、いやもっといると思います。どんどん新しい人がやってきてはやめて行きました。それは人間関係もあるでしょうが、大きな原因はこの辛い掃除だと思ってます。

私もこの2つの肉体労働のせいで私はバイトをやめたいと本気で思うようになりました。

 

3、まかないによる胃もたれ

 

 

これはしょうもないデメリットですが。

バイトが終わるのが夜遅いので、当然晩御飯であるまかない飯(焼いた牛肉と白米)を食べる時間も遅くなります。

深夜に脂のたっぷり入ったお肉を「うまい、うまい」とばくばく食べる。

すると翌朝の気分は最悪です。

胃のあたりが気持ち悪く、ベッドに横たわったままの状態で私はこう思うのです。

 

「タダより怖いものはなし」

 

 

 

以上、焼肉バイトのメリットとデメリットでした。

 

まあ結局、お金を稼ぐのに楽な方法はないんだなと思います。

しんどい分だけ時給も高い。

 

時給が高い分、大変なことをやらされる。

これは当たり前なんだろうなあ。。

 

 

 

また、この文章を書いている途中でギャンブル好きな蛭子能収さんの「ゆるゆる人生相談」においてこんな言葉を見つけました。

 

「仕事は地獄、ギャンブルは天国」

 

 

これは「自分の仕事を面白いと思えない」という女性の相談に向けての答えです。

 

また蛭子さんは「(仕事を)楽しいと思えないのは当然のこと。」

と述べています。

 

この言葉をみて、ああやっぱそうやんなあ、バイトをしんどいと思ってるのは自分だけじゃないと安心すると同時に、将来働くことが嫌になってきました。

 

 そしてここまで書いてみて思ったのですが、私がいまのバイトをやめたいと思っている理由の一つに「やりがいがないこと」もあげられるのではないか、と思いました。

 

確かにお客さんは牛肉を食べて「美味しかった、ごちそうさま。」とは言ってくれるけれど、それは牛と料理長へ向けられた言葉であり、料理を運んだ私に向けられたものではありません。

 

 

結論:仕事に対して「高い時給とやりがいが欲しい。」

 

 

働く辛さを上回るほどのやりがいを感じられる仕事に将来は就きたいと、強く思いました。

 

 

 

 

他にも何個かいろんなバイトをした経験があるので、また気が向いたらそれについてもレビューします‼︎