まっきんのブログ

衝動高めの学生の【神戸街ブラ】【日常】【珍スポ巡り】

不器用なわたしがバイトでやらかした失敗3選【クビ寸前?】

 

最近自覚したのだが、わたしはかなり不器用で、バイト先で怒られては辛くなってやめる、というのを繰り返していた。

その結果、今までにしてきたバイトは1ヶ月や3ヶ月などの短期間でやめてしまったものが多い。

 

今日はこれまでにしでかしたバイトの失敗談を3つ紹介する。

 

 

1、抹茶の粉がめっちゃ舞う事件

 

これは某寿司チェーン店でバイトをしていた時のこと。

わたしはいろんなことを同時にしなければならないマルチタスクというものが苦手なのにも関わらず、常に色々なことに注意を向けなくてはならない接客業をしていた。

 

しかし私はまだ研修中だったのでやるべき仕事は比較的少なかった。

仕事は主に3つあり、お客さんが食べたお皿を片付ける、机を綺麗に拭く、お客さんの質問やクレームに対応する、であった。

 

そんなに仕事は多くないのにも関わらず、お昼時に大量にお客さんが来たときなどは軽くパニックになりそうなぐらい忙しかった。

 

その事件が起こったときはお客さんもまばらな午後3時ぐらいだっただろうか。

 

わたしはいつものようにテーブルを台拭きで力強く拭いていた。

力強く拭いていたのはテーブルについた醤油の跡をこすり落とそうとしていたからである。

 

コロナ渦なのでお客さんが触ったであろう、抹茶入れやお箸入れ、醤油などのテーブルの上にあるものは全て拭くというきまりがあった。

テーブルの端からどんどん拭いていき、最後に箸入れなどがある回る寿司レーンの近くに到達したときであった。

私がすごい力で拭いていた台拭きが抹茶入れに当たってしまった。

当然抹茶入れはテーブルから落ち、そのはずみで蓋が外れて椅子とテーブルと空気中に大量の抹茶が舞い上がった。

 

その光景というのは、抹茶を空中に漂わせたものしかわからない、不思議なものだった。

私の視界は瞬く間に抹茶色になり、そのかすみの向こうにはゆっくりと動く鉄火巻きが見えた。

 

ふと下を見るとさっきまでお客さんが座っていた椅子は抹茶の粉末で緑色になっていた。

テーブルも、床も、殺伐とした寿司屋に対して目に優しいグリーン色。

 

(あはは、私の視力もこれで回復だあ〜)

なんてアホなことを思っている場合ではなかった。

 

(やばい、このままだと同僚にバレてしまう...急いで証拠隠滅だ!)

 

心臓の鼓動がバクバク聞こえ、たらりと冷や汗を流しながら必死に手に持っていたふきんで抹茶を拭きまくる。

しかし、悲しいかな、ふきんは一瞬で抹茶色に染まり、使い物にならなくなってしまった。

そうなると新しいふきんを新調しにいかねばならない。

だがふきんを取りに行っている間に他のハンター(同僚)が空いているテーブルに気づき、テーブルを拭きにくるかもしれない。

 

「きゃー!なにこの抹茶!めっちゃ抹茶でえらいことになってる!」

とか言って他の同僚にわめかれたらたまったもんじゃない。

 

他のメンバーも「なんだ、なんだ」と集まって来て、店長にバレたりでもしたらもうめんどくさい事この上なし。

 

事を大ごとにしてしまう前になんとしてでも手を打ちたい。

 

しかし、これはもう1人で対処できる量の抹茶の量ではなかったので、クイックルワイパーなどで一気に片付けてしまった方が絶対早いと思った。

 

だから私は、また白い目で呆れられる覚悟で他の同僚に

「すいません、抹茶をこぼしてしまって、、」

とうなだれながら他のメンバーにヘルプを求めた。

 

そうすると同僚はそのとんでもない光景をみて「わ!」

と驚きつつも、たくさんの濡れ布巾を持ってきてくれた。

そして2人でテーブルやら椅子やらを拭きまくって、その場はなんとか元どおりになった。

 

めでたし、めでたし。

 

それはそうと、

寿司屋さんのお茶のシステム、どうにか変わらんかな。

抹茶の粉末いちいち入れるのめんどくさいから、お茶がでる水道作ってほしいなあ〜

そしたら私も抹茶の粉末を舞い上げたりしないからさ。

 

とかいって人のせいにするのはよくないけれど。

 

 

2、1万円ならぬ100万円の買い物

 

スーパーで働いていたとき、わたしは急いでレジを打つことがすっごく苦手だった。

焦ってしまうとわけがわからなくなり、ミスを連発しまくっていた。

 

そのときも私のレジには長蛇の列ができており、お客さんは重いカゴを持ってイライラ気味。

 

わたしはなんとかスピードを出してレジ打ちしようと頑張るのだけれど、焦って指が震えているのか余計な数字を打ってしまう。

 

そのときのお客さんは10,000円を現金で払ったのに、私は焦って「00」のボタンを追加で打ってしまって、表示盤には「1,000,000」と示されていた。

 

「1万円お預かりします」

ならぬ

100万円お預かりします

である。

 

いや、業務スーパーで一括で100万円払う主婦いる、、?

 

お客さんも「は?」って顔してるし、私もわたしでスーパーで見たことのない値段が表示されているのを見て笑ってしまって、(緊張からの緩和)

下を向いて笑っているのをごまかしながらも、なんとか訂正してその場をやり過ごした。

 

業務スーパーでヴィトンのバッグを買ってる訳でもないのに、100万って...

 

 

3、タクシーではなく大根キムチを呼びそうになる

 

 

これは1年間働いた焼肉店でのこと。

 

ここでもわたしは得意のテンパり、早とちり、頑張るけど空回り症候群を併発していた。

そのときの私はレジ当番だったので、いつものようにお金の受け渡しをしていた。

 

そしてお金を支払い終えたサラリーマンが、レジにいる私に向かって最後に一言こう言った。

 

「だいこ...で。」

 

(ん?何を言ってるのかわからなかった...)

 

すぐに聞き返せばいいものを、わたしは自分の脳内にある大辞泉から「だいこ○○」という言葉をとっさに引き出してこう言ってしまった。

 

「だ、大根キムチ...ですか?」

 

レジで支払いを終えた男性が、なぜ今更大根キムチを追加注文するのかはわからなかったが、私の脳内には「だいこ...」といえば「だいこんキムチ」しかなかったのだろう。

 

 

すると男性は声を張り上げて

「だ・い・こ・う!!」

 

と言った。

それでもわたしは「だいこう」が何を意味するのかわからず、しばしフリーズしていた。

すると男性は、なんだ、そんなこともわからないのかという顔で

「代行サービス。タクシーを呼んで。」

と言った。

 

そこでやっと男性がなにを求めているのかわかった私は、キッチンにいる店長にタクシーを呼んでもらい(ここ重要!自分では呼んでいない。店長にほとんど頼っていた。)、なんとかその場をしのいだ。

 

 

タクシーの呼び出しと大根キムチを間違えるミスは正直、自分でもかなりウケてしまい、笑いながらキッチンにいる先輩に向かって「代行と大根キムチ間違えた....あははは!」と言ったら、先輩は全然笑わずに「はいはい、おもしろいね〜」

と言ってきたので、「え?自分だけなんかな?これ面白いと思うの」と少し寂しくなった事を覚えている。

 

 

どのバイト先でもなんやかんややらかしてはいるけれど、人を怪我させたり、10万円単位での損失のミスなどの大きな失敗はしていないので大丈夫。

 

笑い話になる程度のミスで済んでよかった....

 

以上、バイト先でやらかした失敗談3選でした。