喉が痛い。
熱は38度。
頭がぼーっとする。
階段を登るとふらふら。
もう完全に「コロナor風邪」である。
昨日の抗原検査では、陰性だった。
安心していたのも束の間で、今日になって熱が出てきた。
この原因はもうわかっている。
彼氏である。
厳密にいうと、彼氏に風邪を引かせた私である。
特大ブーメランを今、受けている。
〜ことの発端は日曜日〜
「おやすみ」
そう言って、私と彼氏は同じベッドで1つの布団を分け合いながら寝た。つもりだった。
朝起きると、ひどく冷たい彼の指。冷蔵庫にずっと入れられていたのか?というほどヒンヤリしており、もはや人間の手でなかった。
毛布のくるまりながらうなされていた彼を、ここまで冷たくさせたのは、他でもない、私である。
私が、布団を奪っていたのだ。
AM6:00
「もう帰るわ」と、彼。
「うそ、まだ6時やけど...」
「熱あるみたい。」
そういって体温を測ると36.9度。
「腰が痛い、喉も痛い」と繰り返す彼。
コロナちゃうんか?
そういえば、昨日から彼は「喉痛い」って言っていたな。風邪の前兆だったんじゃないか。
〜水曜日〜
雨の中、私は歩いていた。2時間ぐらい散歩をしていた。とにかく運動がしたかったのである。
喉が痛かった。でも飴をなめていたら治ると思っていた。甘かった。
夕方、実家に帰り父親が用意してくれていた抗原検査をしてみると、陰性だった。
安心して、母親とケーキをつつき合って食べた。
その夜、頭がぼーっとしてきて熱を測ると37℃だった。すぐ寝た。
〜木曜日〜
しんどい。喉痛い。頭痛い。
彼氏の風邪とほぼ同じ症状である。
私が暖かい環境を用意しなかったので彼氏が風邪をひき、私もそれがうつったのだ。
バチ当たったなぁ。
彼氏を大事にできなくなってる自分に対してバチが当たったのだ。
あーあ。
彼氏はもう快方に向かっているのだがー
私はもう今風邪ピークでありまして、、
「風邪 ひきかけなら 人に会うな」
これを私と彼氏の今年の標語にする。