大学の山岳サークルの先輩(男)と彼氏の3人で滋賀にある伊吹山に登ってきた。
その先輩がめちゃくちゃねずみのフレデリックに似ている。以下、ねずみ先輩と呼ぶ。
うちの彼氏とねずみ先輩が伊吹山に行こう!と先に企画してくださり、そこに彼氏が「まっきんさんも行く?」と誘ってくれたのだ。
当初の予定時刻を2時間すぎた10:10に登山開始。
正直、こんなに遅くに6時間もかかる山に登り始めるのは少し怖かったが、やむなし。下山予定は16時ごろにずれるだろう。
できる限りハイペースで登り、早めに下山しようとしているのがねずみ先輩のペースから伝わってきた。速い。さすがサークルの元会長。
いや私も元会長だが遅いのだ。
天気は快晴。
彼氏が登山する日はほぼ確実に晴れる。天気の子も腰を抜かすぐらいのレベルで晴れる。
私は梅雨時期なので一応てるてる坊主を作っておいたが、それも意味があったのかもしれない。
↑こいつのおかげかも
〜ペース〜
10:10スタート
12:50山頂
13:25下山開始
15:27下山完了
2時間40分のぼり
2時間 くだり
合計4:40
休憩50分
コースタイムが多分6時間だったから、結構頑張った方だと思う。
3合目
横に長い山
頂上で飲んだ牛乳。キンキンに冷えていて味がわからないほどだった(笑)
(笑)をつけるのは自分で先に笑っちゃってるので、何となく使いにくいが、使わないとモヤっとするときは置くようにしている。
車で伊吹山に向かう途中のこと。
社会人のねずみ先輩とまだ学生のわたしと彼氏。
先輩同士は前の席で、私は後部座席にいた。
ねずみ先輩がふと「誰々がどこの会社に行ったらしい」と言えば、「へーそうなんですねー。聞いたことないっすねーその会社。ああそういえばー」という風に、仕事や誰かの成功話は一瞬で火消しをしていた。
火種になった瞬間、消化器で一発で消すほどの素早さ。
彼氏はとても繊細なので、周りがみんな就職している話や、仕事の話になると後部座席にいる私でもわかるぐらい傷ついてしまうのだ。
そんな彼氏を見たくない。
あと彼氏は結構やきもち焼きなので、私がねずみに優しくすると不可解な言動をしていた。
例えば、ねずみ先輩は往復8時間運転してくださったので、なにかお礼をと思いランチを奢ろうとしたら...
彼氏が慌てて「いやいや、じゃあ俺が払うって」と言って私にお金を払わせないようにしていた。
私もねずみ先輩も「?」という顔をしていたが、私が「でも運転してくれたからさ」というと「じゃあ半分払うわ」と言って500円玉を私の財布に入れてくれた。
むずかしい!!
男友達と彼氏と一緒に遊ぶのって。彼氏に気遣わないといけないけれど、男友達にも人としての礼儀や優しさは自然と与えてしまうものだし。
あと私は、ねずみ先輩と彼氏の両方に終始敬語を使っていた。
そうしないと私と彼氏だけがタメ口で夫婦みたいな雰囲気を出してしまい、ねずみ先輩が疎外感を感じると思ったからだ。
でも彼氏に急に敬語を使うと、すごい距離ができてしまい、それもそれで少し申し訳なかった。
大学のサークルの仲間はほぼ全員男なのだが、それでも同じ釜の飯を食ったもの同士、今でも会いたいし一緒に登山したいと思う。
でもそれが難しい!!
同じサークル内で彼氏と付き合ったので、山に行くとなると彼氏は必須メンバー。
そうなると先ほど述べたように、彼氏と男先輩にも気遣いながら山に登ることになる。
でも、その気遣いすらちっぽけなものに思えるほど、昔の仲間と登る山は楽しかった。
まじで毎月行きたい。
やきもち焼きの彼氏が難色を示すにちがいないがーーー。。